アレクサンダー・ズベレフが８度目の最終戦の出場権を獲得しました（通算17勝10敗）。2018年は、準決勝でロジャー・フェデラーを、決勝でノバク・ジョコビッチを破り、大会初優勝を手にしました

2021年には２度目のタイトルを獲得し、ズベレフは Nitto ATPファイナルズのシングルスで２度以上優勝した現役プレーヤー２人のうちの１人となりました（もう１人はジョコビッチ）。1970年の大会創設以来、複数回優勝した選手はわずか10人しかいません。

ズベレフは今季、全豪オープンで自身３度目となる四大大会決勝に進出し、シーズン序盤から「PIF ATPライブ・レース・トゥ・トリノ」で、上位に位置していました。

ハンブルク出身のズベレフは、母国ドイツのミュンヘンでツアー通算24個目のタイトルを獲得しました。ズベレフは、ここ10シーズンのうち、９シーズンでツアータイトル１勝以上を挙げています。また今季は、シュツットガルトで準優勝、トロントとシンシナティのATPマスターズ1000大会では準決勝進出を果たしました。