今大会2度の優勝を誇るズベレフはレッドグループで2勝1敗としたものの決勝トーナメント進出はならず

アレクサンダー・ズベレフは、Nitto ATPファイナルズの準決勝進出はなりませんでしたが、金曜日にトリノでのイブニングセッションでアンドレイ・ルブレフに6-4、6-4で勝利、今季55勝目を挙げ、世界ランキング7位でシーズンを終えました。

2022年の全仏オープン準決勝で足首を負傷したズベレフは、2022年シーズンの半分以上で欠場を余儀なくされました。今シーズンの立ち上がりは最初の9試合でわずか3勝という成績でしたが、その後の成績には満足していることでしょう。

今大会のズベレフはレッドグループでの戦績を2勝1敗としていましたが、同グループのカルロス・アルカラスとダニル・メドベージェフのセット獲得数が上回っていたため、決勝トーナメント進出はなりませんでした。.

「この1週間をポジティブに振り返らないとね。アルカラスにも勝ったし、ルブレフにも勝ったんです」とズベレフ。ルブレフ戦では、ルブレフのセカンドサーブで64%のポイントを奪いました。

「けがから復帰した後、世界のトップ8選手と一緒にここに戻ってきて、2勝できたことは私に大きな希望を与えてくれました。来年に向けて、これまで以上にやる気に満ちています」。

Nitto ATPファイナルズで2度の優勝経験を持つズベレフは、初戦でアルカラスを3セットで下したものの、メドベージェフとの対戦ではストレート負けを喫しました。

昨年大会で準決勝に進出したルブレフにとっては、今年のパラ・アルピツアーでの成績は残念なものとなってしまいました。しかし、ルブレフは今シーズンの成績を誇りに思っていることでしょう。今季は決勝に6度進出、モンテカルロでのATPマスターズ1000での初優勝を含め、2つのタイトルを獲得しました。年間成績は56勝25敗となり、トップ5入りを果たしています。