シーズン最終戦の出場権獲得プレーヤー2人目はズベレフ

アレクサンダー・ズベレフは、日曜日にブランドン・ナカシマに勝利し、全米オープンで準々決勝に進出したことで、 7度目の Nitto ATP ファイナルズの出場権を手にしました。シーズン最終戦は11月10日から17日までイナルピ・アリーナで開催されます。

ドイツ出身のズベレフは、過去8シーズン中、7シーズンで、この権威あるシーズン最終戦の出場権を獲得しています。Nitto ATP ファイナルズでは、2018年と21年の2度、栄冠に輝きました。

現役のシングルス選手で Nitto ATP ファイナルズを2度以上制した選手は、歴代最多の7度優勝を誇るノバク・ジョコビッチと、18年に準決勝でロジャー・フェデラー、決勝でジョコビッチを下してタイトルを手にしたズベレフの2人だけです。また、Nitto ATP ファイナルズで2度以上優勝した選手は、大会史上10人のみです(1970年以降)。

Infosys ATP 勝敗指数のデータによると、24年シーズンのATPツアーでの勝利数はズベレフの56勝がトップとなっています。27歳のズベレフは、今季、安定した戦績を残していおり、ローマでの6度目のATPマスターズ1000優勝のほか、全仏オープンでは2度目の決勝進出を果たし、地元ハンブルクでも決勝に進出しました。

Nitto ATP ファイナルズでの戦績は14勝9敗で、18年と21年は優勝、19年は準決勝に進出しました。

ズベレフは、ヤニク・シナーに次いで、今年の Nitto ATPファイナルズの出場権を獲得した2人目のシングルスプレーヤーです。ダブルスではマルセロ・アレバロ / マテ・パビッチ組とマルセル・グラノリェルス / オラシオ・セバジョス組が出場権を獲得しています。