ズベレフがシナーを抜き、ライブレースで首位に浮上
アレクサンダー・ズベレフが全米オープンで四大大会2度目のタイトルを獲得し、PIF ATPライブレース・トリノでヤニク・シナーを抜いて首位に浮上しました。
29歳のズベレフは日曜日、米国のベン・シェルトンを4セットで下し優勝。1968年のオープン化以降、四大大会で複数回優勝したドイツ男子選手は、四大大会6度の優勝を誇るボリス・ベッカーに続き、2人目です。
ニューヨークでの優勝により、ズベレフの PIF ATPライブレース・トリノのポイントは、8,650ポイントに到達。シナーに700ポイント差をつけて首位に立ちました。このライブレースは、PIF ATP年末世界ランキング1位争いの行方を占う指標にもなっています。
一方、PIF ATPランキングでは、ズベレフは引き続き2位に位置しており、シナーを1,810ポイント差で追っています。しかし、シーズン終了までにズベレフが失うポイントがわずか1,080ポイントなのに対し、シナーは3,550ポイントを失うことになります。そのため、ズベレフがシーズン終盤に好成績を残せば、シナーとの PIF ATPランキング首位争いで好位置につけることになります。
PIF ATP ライブレース・トリノ(全米オープン終了後)
| プレーヤー | ポイント |
| 1) アレクサンダー・ズベレフ | 8,650(出場権獲得) |
| 2) ヤニク・シナー | 7,950(出場権獲得) |
| 3) ベン・シェルトン | 4,430 |
| 4) カルロス・アルカラス | 4050 |
| 5) フラビオ・コボリ | 3,530 |
| 6) フランシス・ティアフォー | 3,330 |
| 7) アルトゥール・フィス | 3,150 |
| 8) ダニル・メドベージェフ | 2,780 |
| 9) ラファエル・ホダル | 2,509 |
| 10) テーラー・フリッツ | 2,480 |
これまでATPランキング1位に到達した29選手のうち、現在29歳5カ月のズベレフよりも高い年齢で初めて世界1位になったのは、わずか2人です。アンディ・マリーは2016年に29歳6カ月、ジョン・ニューカムは1974年に30歳11日で世界1位になりました。
今季、ズベレフは四大大会での戦績を25勝2敗としています。6月の全仏オープンの決勝では、5セットの末、フラビオ・コボリを下し、悲願の四大大会初優勝。ドイツ男子選手が四大大会を制したのは、1996年の全豪オープンで優勝したベッカー以来の記録でした。
ズベレフとシナーはともに、11月15~22日に開催されるシーズン最終戦、Nitto ATPファイナルズの出場権をすでに獲得しています。
シェルトンは全米オープンで自身初の四大大会決勝に進出したことで、ライブ・レース・トリノの3位に浮上しました。23歳のシェルトンは、昨年、Nitto ATPファイナルズに初出場しています。
フランシス・ティアフォーも全米オープンでの活躍により順位を上げています。ティアフォーはライブレースで2つ順位を上げ、6位に浮上しました。