2022年のトリノはジョコビッチが優勝

3月にトリノのパラッツォ・マダマで、テニス界のリーダーたちが、2022年の Nitto ATPファイナルズのレビューについて記者会見を開きました。

昨年のシーズン最終戦は、2020年以来初めて新型コロナウイルス対策の制限をもうけずに開催されました。チケット販売数は159,961枚、大会の模様は179カ国で放映され、1億9090万人が視聴しました。

顧客満足度や経済効果など、大会の実績がメディアにリリースされました。レポートの全文は こちら からご覧いただけます。

記者会見には、ATP会長のアンドレア・ガウデンツィ氏、イタリアテニス・パデル協会会長のアンジェロ・ビナギ氏、トリノ市長のステファノ・ロ・ルッソ氏、ピエモンテ州スポーツ・青年政策担当参事官のファブリツィオ・リッカ氏ら、多くのトップリーダーが出席しました。

ガウデンツィ氏は「Nitto ATPファイナルズは、スポーツ界の最高峰のイベントです。そのシーズンで最高のプレーヤーたちが一堂に会するようなイベントは他にありません。この大会はトリノでアイデンティティを確立し、今ではトリノに文化的な発展をうながす重要なもののひとつとして迎えられています」とコメントしました。

「FITPのご協力で2023年大会の準備を進めるにあたり、パートナーの皆様とファンの皆様に、再びエキサイティングな新しい体験を提供するための土台を作ることに興奮しています。世界最高峰の選手たちが、スポーツ史上最大の賞金をかけて競い合う舞台が再び整うのです」。

ビナギ氏は大会の成功について次のように話しました。

「Nitto ATPファイナルズは、イベントの知名度に関するデータ、顧客満足度や開催されたばかりの前回大会の地域への経済効果に関する調査によって、非常に成功したイベントであることが示されました。この大会では、159,961枚のチケットが購入され、ほぼすべての観客が高い満足度を感じ、地域への経済効果は2億2100万ユーロ以上と大幅に伸びました。さらには、これにグローバルな知名度から生まれる大きなブランド価値が加わります」

2023年の Nitto ATPファイナルズは、11月12日から19日にトリノで開催されます。