ウィンブルドンで四大大会2勝目を挙げたアルカラスが首位に浮上

イタリアのヤニク・シナーが、ウィンブルドンで自身初となる四大大会ベスト4入りを果たし、Pepperstone ATP レースランキング で2つ順位を上げて5位に浮上しました。

21歳のシナー(3,175ポイント)は、2021年に、母国トリノで開催されている Nitto ATP ファイナルズに補欠選手として出場していますが、今回は出場権獲得を目指します。シナーは、今年初めにモンペリエでツアータイトルを獲得、ATPマスターズ1000のマイアミでは決勝に進出しました。

プレーヤー ポイント
1) カルロス・アルカラス 6,675
2) ノバク・ジョコビッチ 5,945
3) ダニル・メドベージェフ 5,120
4) ステファノス・チチパス 3,175
5) ヤニク・シナー 3,175
6) ホルガ・ルーネ 3,025
7) アンドレイ・ルブレフ 2,965
8) キャスパー・ルード 2,250

21歳以下で出場権獲得に近い位置にいるプレーヤーは3名。シナーはそのうちのひとりです。20歳、スペインのカルロス・アルカラスは、ノバク・ジョコビッチを下し、ウィンブルドン初優勝を飾ったことで、レースランキングの1位に躍り出ました(6,675ポイント)。2022年の全米オープンでもタイトルを手にしているアルカラスは、オープン化以降に21歳未満で四大大会2勝以上を挙げた5人目の男子選手となりました。

20歳、デンマークのホルガ・ルーネは、2023年のグラスコートのシーズンにタイトル獲得はなりませんでしたが、クイーンズ・クラブで準決勝、ウィンブルドンで準々決勝に進出し、7勝2敗の戦績を残しています。レースランキング6位のルーネ(3,025ポイント)は、Nitto ATP ファイナルズ初出場を目指します。

現在2位に位置しているのは、ウィンブルドン準優勝のジョコビッチです(5,945ポイント)。Nitto ATP ファイナルズで6度優勝している36歳、セルビアのジョコビッチは、ウィンブルドンではわずか2セットしか落とさずに決勝まで進出しました。

ATP レースランキング(ATP Live Race)の上位8選手が、11月12日から19日にトリノのパラ・アルピツアーで開催される Nitto ATP ファイナルズの出場権を獲得します。