デミノーは10位に浮上

イタリアのヤニク・シナーは、ナショナルバンク・オープン Presented by Rogers で、自身初のATPマスターズ1000でのタイトルを獲得し、Nitto ATPファイナルズの出場権獲得に近づきました。

21歳のシナーは、トロントでの1週間で、マテオ・ベレッティーニ、ガエル・モンフィス、トミー・ポール、アレックス・デミノーを破り、Pepperstone ATP レースランキングで2つ順位を上げて4位となりました。

Pepperstone ATP レースランキング

プレーヤー ポイント
1) カルロス・アルカラス 6,855
2) ノバク・ジョコビッチ 5,945
3) ダニル・メドベージェフ 5,310
4) ヤニク・シナー 4,185
5) ステファノス・チチパス 3,445
6) アンドレイ・ルブレフ 3,280
7) ホルガ・ルーネ 3,045
8) キャスパー・ルード 2,605
9) テーラー・フリッツ 2,480
10) アレックス・デミノー 2,335

トロントでマスターズ1000初優勝を挙げ、今季2勝目を手にしたシナー(4,185ポイント)は4位に浮上、5位はステファノス・チチパス(3,445ポイント)、6位は4月のモンテカルロでマスターズ1000の初優勝を挙げたアンドレイ・ルブレフ(3,280ポイント)です。

2年前にトリノのパラ・アルピツアーで開催された最終戦では、シナーはベレッティーニに代わり、補欠選手として大会の途中から出場しました。今シーズン、マスターズ1000で18勝4敗の成績を残しているシナーは、今季は初の出場権獲得を狙います。

オーストラリアの24歳、デミノーもトロントで自身初のマスターズ1000の決勝に進出し、Nitto ATPファイナルズの出場権獲得圏に近づきました。トリノでのデビューを目指すデミノーは、レースランキングで5つ順位を上げて10位となりました。今季のデミノーは、アカプルコで開催されたATP500でタイトルを獲得しています。

ウィンブルドン決勝でノバク・ジョコビッチを下し、栄冠に輝いたカルロス・アルカラスは、今年の Nitto ATPファイナルズの出場権を獲得した最初のプレーヤーとなりました。最終戦は11月12~19日にトリノで開催されます。