シナーが Nitto ATPファイナルズ出場権を獲得
ヤニク・シナーは10日、ウィンブルドンの準決勝でノバク・ジョコビッチを破って決勝進出を決め、2026年の Nitto ATPファイナルズの出場権を獲得した最初の選手になりました。
PIF ATPランキング1位のシナーが、11月15日から22日までイタリア・トリノのイナルピ・アリーナで開催されるシーズン最終戦の出場権を獲得しました。昨年、Nitto ATPファイナルズで2連覇を果たしたシナーは、4年連続、通算5度目の出場です。
24歳のシナーは、今季、ここまでの ATPマスターズ1000 の5大会すべてで優勝し、PIF ATPライブレース・トリノで首位を独走しています。また、30試合連続勝利を記録したシナーは、男子ではジョコビッチ以来、史上2人目となる「キャリア・ゴールデン・マスターズ」(ATPマスターズ1000の全9大会制覇)を達成しました。
Infosys ATP Win/Loss Index のデータによると、13日に行われるウィンブルドン決勝を控えた時点で、シナーの2026年の戦績は、43勝3敗です。
シナーは Nitto ATPファイナルズで現在10連勝中で、その間は1セットも落としていません。シーズン最終戦で2年連続無敗優勝を果たした史上初の選手でもあります。昨年のトリノの決勝では、ライバルのカルロス・アルカラスを下し、大会連覇を達成しました。
今シーズンは、全豪オープンで準決勝に進出したものの、フルセットの末、ジョコビッチに敗退。ドーハでは準々決勝でヤクブ・メンシクに敗れました。
その後、3月から5月にかけて30試合連続勝利を記録し、5大会で優勝しましたが、全仏オープンでは、フアン・マヌエル・セルンドロに2回戦敗退を喫しています。
そして、ウィンブルドンでは見事に立て直し、同大会で2年連続優勝を目指します。
シナーが Nitto ATPファイナルズに初出場したのは2021年です。そのときは補欠選手として大会に参加し、同郷のマテオ・ベレッティーニに代わって出場しました。初戦ではダニル・メドベージェフを最終セットのタイブレークまで追い詰め、続くフベルト・フルカチュとの対戦では白星を挙げました。シナーのシーズン最終戦での通算成績は15勝2敗です。