シナー、CAROTA BOYS について:「彼らは私よりも有名です」

4年前にウィーンで食べた軽食が、ファンクラブとなり、友情となりました。
ヤニック・シナーは、にんじんのコスチュームで大会に登場することでテニス界で有名になった彼のファンクラブ「CAROTA BOYS」と対面しました。これは4年前にウィーンでシナーがにんじんを丸ごと1本食べたことに由来しています。
「正直言って、彼らは私よりも有名ですよね。数日前に彼らに会いました。素晴らしい出会いでした」と、トリノで行われた大会前の記者会見でシナーは話しました。
22歳のシナーは、日曜日、パラ・アルピツアーでの Nitto ATPファイナルズのラウンドロビン初戦でステファノス・チチパスに勝利。そして、「CAROTA BOYS」との対面も果たしました。
「今はまだ彼らのことをとてもよく知っているというわけではありませんが、名前は知っています。かっこいいにんじんのコスチュームには少し戸惑っていますが、このような熱心なファンクラブがあるというのは本当に嬉しいです。成長し続けていますしね」とシナーはコメントしています。
地元イタリア出身のシナーは火曜日にラウンドロビンでの2勝目をかけて世界1位のノバク・ジョコビッチと対戦することが決まっています。シナーがシーズン最終戦の準決勝に進むためには、ジョコビッチをストレートで破るか、または、シナーが3セットで勝利し、かつ火曜日のアフタヌーンマッチの対戦でチチパスがホルガ・ルーネを破るという条件が必要になります。
シナーは「CAROTA BOYS」とパラ・アルピツアーの観衆の声援を力に、最終戦で勝ち続けることを目指します。
「雰囲気は本当に素晴らしかったです。ここトリノ、イタリアでプレーできることは、私にとって大きな喜びです。多少のプレッシャーはありましたが、今日はうまくコントロールできたのでよかったです」とチチパスに勝利した後のインタビューでシナーは話しています。