カナダのオジェアリアシムが、ビヨン・ボルグ・グループでの戦績を1勝1敗に

水曜日の Nitto ATPファイナルズで、フェリックス・オジェアリアシムが本領を発揮しました。持ち前のインドアコートでの強さと精神力を見せつけ、ベン・シェルトンとの激闘を制し、見事な逆転勝利で大会初戦を白星で飾りました。

25歳のオジェアリアシムは、第2セットのタイブレークで、あと2ポイントで敗れるという緊迫した状況に追い込まれましたが、粘り強く立て直し、4-6、7-6(7)、7-5で、2時間25分の激戦を制しました。 シェルトンの執拗なサーブ&ボレーのプレッシャーに苦しめられながらも、冷静さを保ち、今季ツアー最多となる20度目のファイナルセットでの勝利を挙げました。

「序盤は彼の方がずっといいプレーをしていました」とオジェアリアシム。「インドアコートの試合で第1セットに2度もブレークされるなんて、私にはめったにないことです。出だしは変な感じでしたが、試合が進むにつれてリターンをコートに入れる感覚がつかめてきました。ラリーが長引けば長引くほど、自分の方がポイントを取れると感じていました。とにかく戦い続けて、信じて、次のポイントを正しい形でプレーすることが大事なんです」

この勝利により、オジェアリアシムはシーズン最終戦という格式高い舞台で、自身初の準決勝進出への望みをつなぎました。初戦では前回覇者のヤニク・シナーに敗れたものの、これでビヨン・ボルグ・グループでの戦績を1勝1敗とし、金曜日のラウンドロビンの最終戦で、第3シードのアレクサンダー・ズベレフとの対戦に臨みます。

オジェアリアシムは、シナー戦でのけがにより、フィジカル面が心配されていましたが、シェルトンとの対戦では軽快な動きを見せ、その不安を払拭しました。実際に転倒してしまったのはシェルトンの方で、第2セットのタイブレークでは、セットポイントで痛恨のダブルフォルトを犯し、オジェアリアシムに巻き返しの機会を与えてしまいました。

「体の調子はすごく良かったです。しっかり回復して、やるべきことをやりました」とオジェアリアシム。「今日は2時間半、ハイレベルでタフなテニスができました。彼は素晴らしいサーブを打ち続けていたので、その点は本当に称賛すべきです。相手があれだけのプレーをしたら、彼を讃えるべきですし、同時に自分自身も冷静さを保てたことを評価したいです」

PIF ATPランキング8位のオジェアリアシムは、インドアのハードコートで安定した強さを見せており、2020年代のツアーのデータでこのサーフェスの通算勝利数を84勝に伸ばしました。シェルトンとの対戦で、セットカウントをタイに戻してからは、サーブのリズムを完全に取り戻し、勝利を手にしました。また、この勝利で、オジェアリアシムは Lexus ATP Head2Head でのシェルトンとの対戦成績を2勝0敗としました。

シーズン最終戦に初出場のシェルトンは、ビヨン・ボルグ・グループでの戦績を0勝2敗とし、逃したチャンスを悔やむことになりました。初戦のズベレフ戦では、第2セットのタイブレークで6-3から5ポイントを連続で失い、オジェアリアシム戦でも同様の場面で痛恨のミスを重ねてしまいました。