トリノのシングルス出場枠は残りあと3つ

アンドレイ・ルブレフが4年連続で Nitto ATPファイナルズの出場権を獲得しました。26歳のルブレフは、木曜日に行われたウィーンの準々決勝で、マッテオ・アルナルディを破り、決勝進出を決めています。

ルブレフは、ノバク・ジョコビッチ、カルロス・アルカラス、ダニル・メドベージェフ、ヤニク・シナーに続き、最終戦の出場権を獲得した5人目の選手となりました。最終戦は11月12日から19日にトリノで開催されます。

「素晴らしいニュースですね。最高の気分です。出場権獲得が確定することは、今日の試合後に知りました。今年も Nitto ATPファイナルズの出場権を手にすることができてうれしいです。楽しみにしています」とルブレフは話しています。

3年連続で50勝を挙げたルブレフは、今季も安定した戦績を残し、モンテカルロでは初めてATPマスターズ1000で優勝するなど、着実に力を伸ばし続けています。

今季のルブレフはバスタッドでもタイトルを獲得しており、ワンシーズンでツアー2勝以上を挙げたのは、これが3度目です。また、ドバイ、バンジャ・ルカ、ハレ、上海で準優勝しているルブレフは、Pepperstone ATPランキングで自己最高タイとなる世界5位につけています。

昨年の Nitto ATPファイナルズでは、ルブレフはダニル・メドベージェフとステファノス・チチパスに勝利し、初めて準決勝に進出しました。ルブレフは、これまで3度最終戦に出場し、戦績は4勝6敗です。

これでシングルスの出場権は、残りあと3枠となりました。現在、Pepperstone ATPレースランキングで6位につけているのは、2019年の Nitto ATPファイナルズ・チャンピオン、ステファノス・チチパスです。