トリノで開催されるシーズン最終戦が、ESG施策の拡充とともに ISO 20121:2024 認証を取得

Nitto ATPファイナルズは、コート上だけでなくコート外においても新たな基準を打ち立て続けています。

イタリアテニス・パデル連盟(FITP)は、シーズン最終戦の2025年大会が、持続可能なイベント運営に関する国際基準の ISO 20121:2024 認証を、第三者認証機関 Bureau Veritas より取得したことを発表しました。

この認証は、大会運営のあらゆる段階において、環境・社会・経済への影響を包括的に管理するための枠組みを反映したものです。FITP は認証取得に向けて、スポーツ分野におけるサステナビリティ戦略の専門企業であり、2024年から大会パートナーを務める Enovation Consulting と連携。測定可能な目標の設定、環境負荷の追跡、継続的改善のプロセス確立を柱とするESG(環境・社会・ガバナンス)システムを導入しました。

この取り組みの重要な要素として、大会に関連するCO2排出量の測定・モニタリングが行われているほか、国際的な基準に基づき、ATPツアー全体のサステナビリティ方針にも準拠した専用のESGレポートも公表されています。

また、Nitto ATPファイナルズのサステナビリティプログラムは、トリノの会場内にとどまりません。ATPおよびタイトルパートナーである日東電工株式会社と共同で推進する「Nitto ATP Finals Torino Green Project」では、都市緑化や生物の多様性に焦点を当てた取り組みが展開され、開催都市に持続的な価値をもたらすことを目指しています。

会場内では、環境負荷の低減に向けた具体的な施策も導入されています。リサイクルシステムの拡充、主要ホスピタリティエリアでのコンポスト可能素材の使用、来場者に責任ある消費行動を促す取り組みなどがその一例です。

さらに、輸送とエネルギーも大会戦略の重要な柱となっています。大会は認証された再生可能エネルギーを使用して運営されており、来場者には、電車や公共交通を利用しやすくするための特典が用意されています。

環境面に加え、ESGの枠組みでは地域社会との関わりも重視されています。学校との連携プログラム、アクセシビリティ向上の取り組み、チャリティパートナーシップなどを通じて、イベント終了後にもトリノの街と住民に良い影響が残り続けることを目指しています。

今回の認証取得により、Nitto ATPファイナルズは、世界最高峰のテニスと責任あるイベント運営、そして長期的な社会的価値の創出を両立させる大会として、その取り組みをさらに強化しています。