2020年大会覇者のメドベージェフが、アルカラス、ジョコビッチとともにトリノへ

月曜日、ダニール・メドベージェフが、Nitto ATPファイナルズの出場権を獲得した3人目のプレーヤーとなりました。27歳のメドベージェフは、カルロス・アルカラス、ノバク・ジョコビッチとともに、11月12日から19日にトリノで開催される最終戦で頂点を争います。

メドベージェフは、全米オープンでアレックス・デミノーを下し、準々決勝進出を決めたことにより、5年連続での Nitto ATPファイナルズの出場権を獲得しました。メドベージェフは、2020年の Nitto ATP ファイナルズで優勝、2021年には決勝に進出し、準優勝を手にしています。

今季のメドベージェフは、ATPマスターズ1000での2度の優勝を含め、5つの ATP ツアータイトルを獲得するなど安定した戦績を残し、パラ・アルピツアーへの5度目の切符を手にしました。

「ローマの大会後に、僕はそこにいるんだろうなってなんとなくわかっていました。正式に決まってよかったです。カルロスやノバクも出場が決まると思っていました。こんなに早く出場権を手にしたのはこれが2度目ですよね。連続で5度出場できるのは嬉しいです。もっとたくさん出場したいですね」

2月のロッテルダム大会以降、メドベージェフは27試合中26試合に勝利。ロッテルダム、ドーハ、ドバイで栄冠を手にしました。インディアンウェルズでは決勝でカルロス・アルカラスに敗れ準優勝でしたが、マイアミではタイトルを獲得しました。

今季のメドベージェフはクレーコートでも躍進を見せており、クレーコートでの戦績は10勝3敗、ローマでは初のタイトルを獲得しています。

Infosys ATP Stats のデータによると、Pepperstone ATP ランキング元世界1位のメドベージェフは、今季53勝を挙げており、これはATP ツアーではアルカラスに次いで2番目の記録となっています。また、メドベージェフがツアーでシーズン50勝以上を挙げたのはこれが3度目です(2019年、2021年)。

Nitto ATP ファイナルズでのメドベージェフは、9勝7敗の戦績を残しています。