PIF ATPライブレース・トリノの最新動向を紹介

アルトゥール・フィスとフランシス・ティアフォーが、先週のシンシナティ・オープンで好成績を残し、Nitto ATPファイナルズ初出場へ向けて大きく前進しました。

ATP1000のシンシナティ・オープンの決勝で、フィスがフルセットの末、ティアフォーを下しタイトルを獲得。両者ともに PIF ATPライブレース・トリノでの順位を大きく上げました。オハイオ州で開催されたこの大会で、フィスはトップ20選手3人を破り、キャリア最大のタイトルを獲得、ライブレースで8つ順位を上げて5位に浮上しました。

22歳のフィスは、けがのために8カ月ツアーを離れていましたが2月に復帰。Infosys ATP Win/Loss Index のデータによると、復帰後は32勝10敗の成績を残しています。ライブレースでは3140ポイントを獲得しており、4位のフラビオ・コボリとは330ポイント差となっています。

シンシナティで2度目の決勝進出を果たしたティアフォーも8つ順位を上げ、2530ポイントでライブレース8位に浮上。7位のダニル・メドベージェフとの差はわずか50ポイントとなりました。シーズン最終戦への初出場を目指すアメリカのティアフォーも、決勝進出までの道のりでトップ20選手3人から勝利を挙げています。

PIF ATP ライブレース・トリノ(2026年8月24日現在)

プレーヤー ポイント
1) ヤニク・シナー 7,950(出場権獲得)
2) アレクサンダー・ズベレフ 6650(出場権獲得)
3) カルロス・アルカラス 3,650
4) フラビオ・コボリ 3,430
5) アルトゥール・フィス 3,140
6) ベン・シェルトン 3,130
7) ダニル・メドベージェフ 2,580
8) フランシス・ティアフォー 2,530
9) ラファエル・ホダル 2,499
10) テーラー・フリッツ 2,380

コボリはシンシナティで準決勝に進出、フィスに敗れたものの、Nitto ATPファイナルズ出場権獲得へ向け、好位置につけています。全仏オープン準優勝のコボリはライブレースで1つ順位を上げ、3430ポイントで4位に浮上。3位のカルロス・アルカラスとの差を220ポイントとしました。

ベン・シェルトンはシンシナティ初戦で予選勝者のジャイメ・ファリアに敗退を喫しましたが、ライブレースでは6位を維持しており、2025年に初出場したシーズン最終戦への2年連続出場を十分に狙える位置につけています。2週間前にモントリオールでタイトルを手にしたシェルトンは、シンシナティ3回戦で好調のブランドン・ナカシマに敗れたメドベージェフに550ポイント差をつけています。

ATPツアーで飛躍のシーズンを送っているラファエル・ホダルも、初めてのトリノの出場権獲得争いにしっかりと加わっています。19歳のスペイン人は、ワシントンで決勝、モントリオールで準決勝、シンシナティで4回戦に進出。ライブ・レースでは9位につけ、ティアフォーとの差はわずか31ポイントとなっています。

テーラー・フリッツはシンシナティで準々決勝に進出し、ライブレースで1つ順位を上げて10位となりました。アメリカのフリッツは2024年のNitto ATPファイナルズで決勝に進出しており、3年連続となるシーズン最終戦への出場を目指しています。

ノバク・ジョコビッチ(2,320ポイントで11位)、フェリックス・オジェアリアシム(2,315ポイントで12位)、アレックス・デミノー(2,310ポイントで13位)も依然として出場権獲得圏内にいます。3選手は、日曜日にニューヨークで開幕する全米オープンで、Nitto ATPファイナルズ出場へ向けてさらにポイントを積み上げたいところです。