フェデラーのシーズン最終戦での歴史を振り返る

ロジャー・フェデラーは、テニス史上最も優れた選手の一人です。スイスのスター選手がNitto ATPファイナルズでも名を残しているのは当然のことです。

103度のツアー優勝を誇るフェデラーは、シーズン最終戦で6度の優勝を果たしました。しかし、これは大会記録ではありません。それでは、フェデラーが保持している大会記録とは何でしょうか?

フェデラーは大会史上最多勝利数を記録
6度の優勝を果たしたフェデラーは、Nitto ATPファイナルズの歴史上、誰よりも多くの試合に勝利しています。

フェデラーは、今大会に17度の出場したなかで、59勝17敗という戦績を収めています。この大会で40勝以上を挙げたのは、もうひとり、歴代最多の7度優勝を果たしているノバク・ジョコビッチです。ジョコビッチは50勝18敗の成績を残しています。

フェデラーがNitto ATPファイナルズで準決勝に進めなかったのは、17度の出場中わずか1回(2008年)のみです。また、6度の優勝に加え、4度の準優勝も手にしています。

最多試合勝利 - Nitto ATPファイナルズ

プレーヤー 勝利数
1) ロジャー・フェデラー 59
2) ノバク・ジョコビッチ 50
3) イワン・レンドル 39
4) ボリス・ベッカー 36
5) ピート・サンプラス 35

フェデラーはNitto ATPファイナルズの出場権を18回獲得
フェデラーは、今大会の出場権を最も多く獲得した選手であり、18回出場を果たしています。

フェデラーは2002年に21歳で初めてこの大会に出場しました。そのとき、フェデラーは準決勝まで進みましたが、当時 PIF ATPランキング1位で、同大会で優勝するレイトン・ヒューイットに3セットで敗れました。

フェデラーが最後に出場したのは2020年、39歳のときでした。フェデラーに次いで、出場資格を最も多く獲得しているのは、ノバク・ジョコビッチとラファエル・ナダルで、ともに17回です。

Nitto ATPファイナルズ最多出場権獲得選手

プレーヤー 出場権獲得回数
1) ロジャー・フェデラー 18
T2) ノバク・ジョコビッチ 17
T2) ラファエル・ナダル 17
4) ジミー・コナーズ 16
5) アンドレ・アガシ 15