2位のアルカラスとジョコビッチは770ポイント差

ノバク・ジョコビッチが、日曜日に行われた全米オープンの決勝戦を制し、四大大会で24度目のタイトルを獲得。記録更新となる通算8度目のATPランキング年末1位獲得に大きく前進しました。

ジョコビッチが全米オープンの決勝でダニル・メドベージェフに勝てば、Pepperstone ATP レースランキング1位の座をカルロス・アルカラスから奪うことが確定していました。また、敗れた場合は、ジョコビッチはレースランキングは2位のままで、3位のメドベージェフとのポイント差が755ポイントになるという状況でした。

メドベージェフにストレートで勝利したジョコビッチは、トリノへのレースランキングのポイントを8,945ポイントとし、2位のアルカラス(8,175ポイント)に770ポイント差をつけて1位になりました。また、メドベージェフ(6,590ポイント)との差は2,355ポイントとなりました。なお、メドベージェフは全米オープンの4回戦で勝利したことにより、Nitto ATP ファイナルズへの出場権を獲得しています。

Pepperstone ATP レースランキング

プレーヤー ポイント
1) ノバク・ジョコビッチ 8,945
2) カルロス・アルカラス 8,175
3) ダニル・メドベージェフ 6,590
4) ヤニク・シナー 4,365
5) アンドレイ・ルブレフ
3,640
6) ステファノス・チチパス
3,570
7) ホルガ・ルーネ 3,055
8) アレクサンダー・ズベレフ
3,030
9) テーラー・フリッツ 3,010
10) キャスパー・ルード
2,625

アンドレイ・ルブレフは全米で準々決勝に進出し、レースランキングで5位(3,640ポイント)に順位を上げました。25歳のルブレフは、4年連続での出場権獲得を目指します。

また、Nitto ATP ファイナルズで2度優勝しているアレクサンダー・ズベレフは8位(3,030ポイント)となり、出場権獲得圏内に入りました。準々決勝でアルカラスに敗れたズベレフは、9位のテイラー・フリッツ(3,010ポイント)に20ポイント差をつけています。