シナーに勝てる、もし計画通りに実行できれば、とデミノー
アレックス・デミノーは「シナーに勝つ方法は分かっている」と言います。問題は、それを実行することの難しさです。
「彼に勝つ方法は分かっていいます。ただ、それを実行するのは簡単ではないですよね。ボールをとても強く、フラットに、深く、そしてラインの近くに打たなければいけないです。私はそれをやろうとしていますが、もちろん簡単なことではありません」と、土曜日の Nitto ATPファイナルズの準決勝でイタリアのシナーに敗れた後、デミノーは話しました。
「本当にチャンスを得るためには、試合全体を通してサーブを安定させる必要があると思います。今回はサーブが少し落ちました。もっと良くなる余地があったと思います」
デミノーは、これでシナーとの Lexus ATP Head2Head の対戦成績で0勝13敗となりましたが、今回のトリノでの対戦では第1セットの大半は互角の戦いでした。デミノーは、第1セットで5-4とリードしていましたが、5-5で迎えたサービスゲームを落とし、そこからはほぼ一方的な展開となりました。
26歳のデミノーは、世界ランキング2位のシナーと対戦する際、最大の課題は彼の容赦ない攻撃だと感じています。
「常にプレッシャーがかかってくる感じがします」とデミノー。「それがヤニクとの対戦で最も違うところです。彼と対戦すると、雪だるま式に悪い流れが続いてくると感じます。一度ブレークされると、すぐに次のブレークが続き、気がつけばベーグル(6-0)か6-1の完敗を食い止めようと必死になっています」
「これは主に、彼の現在のリターンとサーブの質の高さに起因していると思います。重要なポイントでのサーブは本当に素晴らしいです。今週、それを指摘する選手は私だけではないでしょう。それほど印象的でした」
トリノでは準決勝で敗退しましたが、今週はデミノーにとって素晴らしい一年の締めくくりとなりました。Infosys ATP Win/Loss Index のデータによると、デミノーは2025年シーズンを56勝24敗で終え、初めて50勝を超えを達成したシーズンとなりました。今年の唯一のタイトルは、ワシントンのATP 500大会での優勝でした。
PIF ATPランキング7位のデミノーは、2026年のさらなる飛躍を望んでいます。
「まだ自分には成長の余地があると思っています。私はまだピークに達していないと思います。どれだけ自分を追い込み、どれだけ自分にプレッシャーをかけるかには気をつけないといけません。それが私を暗いところに追い込んでしまう原因になるからです。向上心を持ち続け、より多くを求め、より多くを期待する気持ち。健全なバランスを見出さなければなりません」と、トリノのラウンドロビンでテーラー・フリッツに勝利したデミノーは話しています。
「ここ2試合で見せたように、私にはより速いテンポで、より攻撃的なテニスができる能力があります。世界のトップ選手に勝つためには、まさにこの力を発揮する必要があります」
