アレバロ/パビッチ組が Nitto ATPファイナルズの出場権を獲得
1年前、マルセロ・アレバロとマテ・パビッチは、Nitto ATPファイナルズのタイトルまで、あと1勝としながら惜しくも届きませんでした。しかし今年、ふたりは再びシーズン最終戦の頂点を狙うチャンスを得ました。
アレバロ/パビッチ組は、2年連続で Nitto ATPファイナルズの出場権を獲得しました。
パビッチは、これまで、オリバー・マラハ、ブルノ・ソアレス、ニコラ・メクティッチ、そしてアレバロと、4人の異なるパートナーとのペアでこの大会に出場してきました。Infosys ATP Win/Loss Index によると、大会での通算成績は13勝8敗ですが、まだタイトルに手が届いていません。2022年にはメクティッチと、昨年はアレバロとのペアで決勝に進出しています。
一方、アレバロが同じパートナーと2度出場権を獲得したのは今回が初めてです。パビッチとのペアで出場した昨年大会では、決勝に進出、2022年にはジャンジュリエン・ロジェールとのペアで出場を果たしています。
アレバロ/パビッチ組は、今シーズンのATPマスターズ1000でも圧倒的な強さを見せ、インディアンウェルズ、マイアミ、ローマでタイトルを獲得しました。PIF ATPライブダブルスチームランキングで2位につける両選手は、史上6組目となる「サンシャイン・ダブル」(インディアンウェルズとマイアミを続けて制覇すること)を達成しました。この快挙は、2016年のピエールユーグ・エルベール/ニコラ・マユ組以来の記録です。
今年の Nitto ATPファイナルズ出場権を得たダブルスチームは、これで3組となりました。アレバロ/パビッチ組のほか、ウィンブルドンでタイトルを獲得したジュリアン・キャッシュ / ロイド・グラスプール組、そして今年の全仏オープンと全米オープンを制したマルセル・グラノリェルス / オラシオ・セバジョス組の出場が確定しています。シーズン最終戦は、11月9日から16日まで、イナルピ・アリーナで開催されます。