全米オープンでの戦績を受け、レースランキング2位のダニル・メドベージェフと3位のステファノス・チチパスが、11月14日から21日までトリノのパラ・アルピトゥールで開催される、2021年 Nitto ATP Finals の出場権を獲得しました。両者ともに3年連続での出場権獲得です。

ロンドンで開催された昨年大会の覇者メドベージェフは、ディフェンディングチャンピオンとして Nitto ATP Finals に臨みます。メドベージェフは、日曜日に行われた全米オープンの決勝でノバク・ジョコビッチの年間グランドスラム達成を阻止し、自身初の四大大会タイトルを獲得しました。

今季序盤、メドベージェフは FedEx ATP ランキングで自己最高の2位に浮上。ジョコビッチ、ラファエル・ナダル、ロジャー・フェデラー、アンディ・マリーのビッグ4以外の選手がランキング2位の座に着いたのは、2005年7月のレイトン・ヒューイット以来の記録でした。

メドベージェフは、トロントで4度目のATPマスターズ1000のタイトルを獲得、マルセイユとマヨルカでも優勝を手にしています。メドベージェフの今シーズンの戦績は、全米オープンでの活躍により47勝10敗となりました。

「トリノでタイトルを守ることを楽しみにしています。イタリアのファンはとても情熱的なので、きっと素晴らしいイベントになるでしょう」とメドベージェフは話しています。

Stefanos Tsitsipas

いっぽう、ギリシャ出身のチチパスは、2019年 Nitto ATP Finals でタイトルを獲得しています。チチパスは、全米オープン1回戦では元世界ランク1位のマリーを下し、3回戦まで進出。3回戦では #NextGenATP、スペインのカルロス・アルカラスと最終セット、タイブレークにもつれ込んだ接戦をものにすることができず、惜しくも敗退となりました。

今季のチチパスは、ツアーで50勝を挙げ、自己最高の世界ランキング3位まで上り詰めました。モンテカルロではマスターズ1000初優勝、全仏オープンでは四大大会初の決勝進出を果たし、ATP250のリヨンではタイトルを獲得しています。

「こんなに早くトリノの出場権を得られたなんてうれしいです。早くプレーしたいですね。2年前にロンドンで素晴らしい思い出を作ったことは、自分のキャリアの中で、もっとも輝かしい出来事でした」とチチパスは話しています。

今年の Nitto ATP Finals で最初に出場権を手にしたのは、今シーズンの四大大会を3つ制覇している世界ランク1位のジョコビッチでした。シーズン最終戦の出場権獲得は、これが14度目となるジョコビッチ。フェデラーの記録に並ぶ、大会6度目の優勝を狙います。

ダブルスのニコラ・メクティッチ/マテ・パビッチ、ラジーブ・ラム/ジョー・ソールズベリー、ピエールユーグ・エルベール/ニコラ・マユもトリノの出場権を獲得しました。ラムとソールズベリーは全米オープン優勝ペア、エルベールとマユは全仏オープン優勝ペアであるため、四大大会の優勝ペアに与えられるルールによりトリノへの出場権を獲得しました。