土曜日に開催された Nitto ATP Finals の準決勝、アレクサンダー・ズベレフ対ノバク・ジョコビッチの対戦は、ズベレフが7-6(4)、4-6、6-3でジョコビッチに勝利。決勝戦ではダニル・メドベージェフと顔を合わせます。

ジョコビッチを相手に終始積極的なプレーを見せたズベレフは、大事な場面でもしっかりポイントを決めていきました。ファーストセットはズベレフがセットポイントをセーブしたものの、セカンドセットはジョコビッチが奪う展開に。ファイナルセットではズベレフがふたたび流れを引き寄せ、2018年大会覇者のズベレフが2時間29分の接戦をものにしました。

35本のウィナーを放ち、勝利をつかんだ24歳のズベレフは、この勝利で世界ランキング1位のジョコビッチとの対戦成績を4勝7敗としました。

「(ジョコビッチとの対戦は)毎回、長時間に及ぶ接戦になります。今シーズン、自分がもっとも長い時間プレーしたのはジョコビッチでしょう。私はこの勝利に満足しています。ここで決勝に進出できたこと、そして明日に向けて最高のチャンスを得られたことに満足しています」とズベレフはオンコートインタビューで話しました。

ズベレフは全米オープン準決勝でジョコビッチに敗れた雪辱を果たしました。ツアーレベルの大会で通算18度の優勝経験を持つズベレフは、東京オリンピックでも第1シードのジョコビッチを破り金メダルを獲得。ジョコビッチから白星を挙げたのは、今季2度目となりました。

レッドグループでの戦績を2勝1敗とし、準決勝(決勝トーナメント)進出を果たしたズベレフは、日曜日の決勝で、カスパー・ルードを6-4、6-2で下したメドベージェフと対戦することが決まりました。ズベレフとメドベージェフはラウンドロビンでもズベレフと対戦しており、そのときはファイナルセット、タイブレークでメドベージェフが勝利しました。対戦成績ではメドベージェフが6勝5敗でズベレフをひとつリードしています。

ズベレフは今後、2018年にタイトルを獲得したときのように、優勝決定戦で対戦する選手にラウンドロビンで敗れたことを覆すことを目指します。

「ラウンドロビンでの対戦では、(メドベージェフにファイナルセットタイブレークで)8/6で負けてしまいました。決勝戦も素晴らしい戦いになると思います。楽しみにしています。この大会で優勝するには、かなりの努力が必要です。この大会には最高の選手しかいないので、優勝するためには多くのことが必要ですが、もう一度チャンスが来るのを楽しみにしています。彼は世界で最も優れたプレーヤーのひとり。難しい試合になることは必至です」とズベレフはコメントしています。