日曜日に行われた Nitto ATP Finals 決勝は、アレクサンダー・ズベレフがダニル・メドベージェフを6-4、6-4で破り、タイトルを獲得しました。両者のこれまでの対戦ではメドベージェフが5連勝していましたが、今回はズベレフがメドベージェフの連勝を止める結果となりました。

ラウンドロビン、レッドグループの対戦で6-3、6-7(3)、7-6(6)でズベレフに競り勝った5日後の決勝戦では、メドベージェフはサーブの不調を最後まで調整することができませんでした。

「言いにくいことですが、体の疲れもありましたし、精神的にも100%ではなかったかもしれないです。勝ちたいと思っていましたが、何かが欠けていました。それが何かはわかりませんが、それが勝敗の分かれ目だったのだと思います」とメドベージェフは試合を振り返っています。

「自分のサーブが決まったときでさえ、キレがないと感じていました。素晴らしいプレーヤーであるサーシャには十分ではなく、2回もブレークされてしまいました。決勝戦でサーシャのようなビッグサーブの選手と速いサーフェスで対戦するときは、それが重要なポイントになります。ほかにもいろいろありますが、今日は間違いなくサーブが鍵で、彼のほうが良かったですね」。

メドベージェフは、シーズン最終戦の5試合で、59本のエースを打ち、セカンドサーブでのポイントの61%(79/129)を獲得しましたが、この数週間で3度目となったズベレフとの対戦を制することはできませんでした。

11月6日のパリ・マスターズでズベレフを6-2、6-2で破っているメドベージェフは、「私たちは皆、何か違うことを試そうとします。そのせいで自分がサーブのときの最初のブレークポイント(ファーストセット1-1)を失ったのかもしれません。もしそこでエースを決めていればゲームは続いていました」と話します。

「今までのやり方を変えてみて、うまくいっていると感じたのですが、彼のサーブを返すことができずに負けてしまいました。毎回、彼が何か新しいことをするのはわかっているので、それに備えて準備をしなければなりません。今回は彼が勝ちましたが、次はもっといい方法、何か彼よりもいい方法を試して、勝ちたいと思います」

メドベージェフは今大会の優勝は逃しましたが、ツアーで58勝13敗の戦績を残し、4つのトロフィーを掲げ、FedEx ATP ランキング2位で2021年シーズンを終えました。9月の全米オープン決勝でジョコビッチに勝利し、2月の全豪オープンでは準優勝(ジョコビッチに敗退)するなど、トップ10選手と対戦では11勝5敗と好成績を挙げています。