Menu Nitto ATP Finals ロンドン・O2アリーナ/2019年11月10日(日)~17日(日)
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ズベレフ、勝利への大きなきっかけ

© Peter Staples/ATP World Tour

第1セットでの出来は別次元でした。

Nitto ATP Finalsでの日曜日の決勝で、アレクサンダー・ズベレフはノバク・ジョコビッチを6-4, 6-3で破りました。第1セットは、彼のこれまでのプレーの中でも最高の内容だったセットの一つでした。

ズベレフは世界ランキング1位のジョコビッチに、今週のラウンドロビンでの試合では4-6, 1-6、また先月のマスターズ上海大会準決勝では2-6, 1-6で、敗れていました。

そして、このセットがすべてを変えました。

今シーズンのズベレフの第1サーブの確率は、64%(5117分の3277)でした。しかし第1セットでは、なんと86%でした。第1セットでの第1サーブは平均で135マイル(約217キロ)。ジョコビッチの平均123マイル(約198キロ)を大きく引き離しています。

ズベレフは第1セットで7本のエースを放ちましたが、第2セットではわずか3本。ダブルフォールトは第1セットでは無し、第2セットでは3つ。また第1サーブ時のポイント獲得率は、第1セットでは驚くべき86%、第2セットではわずか67%でした。

第2セットは手堅い内容に。第1セットは勝利への大きなきっかけとなりました。

ジョコビッチは、本当に多くのサーブをラリーにつなげた結果、今大会に出場することができました。しかし第1セットでは、ズベレフの第1サーブのうち、48%を返球できず、第2セットの33%を大きく上回ってしまいました。

第1セットでは、ズベレフの第1サーブが良かった上に、第2サーブも良くなっていました。ラウンドロビンでジョコビッチと対戦したときの第2サーブは平均で104マイル(約167キロ)でしたが、日曜日の夜の第1セットでは、平均で109マイル(約175キロ)に上がっていました。第2セットでは、98マイル(約158キロ)と明らかにスピードが落ちます。ズベレフは第1セットでの第2サーブ時のポイント獲得率は圧巻の67%でしたが、第2セットではわずか50%に落ちてしまいました。

ズベレフは第1セットで優位に立ち、キャリアで最高のタイトルの獲得を確実なものにしました。

第1セットでは、サーブとリターンの攻防から、ベースラインでのラリーの攻防に移ると、ズベレフはジョコビッチに走りながらボールを打たせるために、とても攻撃的なダウンザラインを放つという戦術を使いました。

ズベレフのグラウンドストロークの方向
• 第1セット = 33% ストレート / 67% クロス
• 第2セット = 21% ストレート / 79% クロス

ズベレフのリターンも、第2セットよりも第1セットのほうがはるかに強力でした。ズベレフはジョコビッチの第1サーブを、第1セットでは81%の確率で返球しましたが、第2セットではわずか69%でした。

ズベレフは第1セットでは、リターンを自在にジョコビッチへ返球しました。

ズベレフのリターンの平均スピード
• 第1サーブに対するリターン – 第1セット69マイル(約111キロ) / 第2セット61マイル(約98キロ)
• 第2サーブに対するリターン - 第1セット78マイル(約126キロ) / 第2セット76マイル(約122キロ)

第1セットでは、ズベレフは9ショット以内でのラリーのポイントを、25対17の割合で勝ち取っていました。第2セットでは逆に、23対24の割合でした。

この偏った内容の中で、ズベレフには修正が必要でした。ラケットを振り抜き、できるだけ多くのボールを返球することが必要でした。第1セットでは返球のほとんどがコートに入り、勝利への道が開けました。

編集者注: Craig O’Shannessyは、ノバク・ジョコビッチのコーチングチームの一員です。

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